マルカフェ美術部 第十九回
月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第十九回を7月30日(日)に開催。今回のテーマは「マルカフェでひとの顔を描いてみよう/その1」でした。「線で顔を描く」「色で顔を描く」の2回に分けて制作することになり、今回はその1として、ペアになり相手の顔を線で描くことに挑戦。
あみだくじでペアを決め、マルカフェの大テーブルに向かい合うように着席し、相手の顔を見て写真を撮ったり、どんなポーズで描きたいかを考えます。撮った写真を見ながら描く、または描いている相手の姿をそのまま見ながら描いてみたり、自分にとってやりやすい方法を選びます。「線」という縛りがあるので、画材は鉛筆・コンテ・鉛筆など、デッサンやクロッキー画材を主に使用しました。
制作時間は約90分で、1枚をじっくり描きたいというお声があり、1枚を丁寧に描きました。みんな「線」というテーマから、それぞれ詳細で明確な自分なりの課題を設けて、それにトライしています。
制作時間は約90分で、1枚をじっくり描きたいというお声があり、1枚を丁寧に描きました。みんな「線」というテーマから、それぞれ詳細で明確な自分なりの課題を設けて、それにトライしています。
◯しーのさん・マスターペア
しーのさんは、KazuTabuさんによるドローイング講座で学んだ技術を生かすこと、特に陰影による立体感を正確に捉えることを意識したそうです。立体感モリモリマスター!
◯Yさん・なかのペア
前日にカットしたばかりの髪が、ツヤツヤに描かれています(よっしゃ!)。子供の頃から口元が鳥みたいだと言われていて、その特徴をはっきりと描いてくれました。私の描いている様子を描きたくなったから、体も描いちゃったと言っていましたが、それってなんだか絵描き冥利につきるお言葉だなと思いました・笑。描いている姿がいいって言われるのは嬉しいです。
◯星先生・マルカさんペア
イラストレーターである星恵美子先生は、控え目な目線から滲み出る知的(実際めちゃくちゃ頭いい)な表情のマルカさんを描かれていました。「ココが可愛い」と思う特徴を見つけて描かれたそうです。確かに、マルカさんは目が綺麗。マルカさんが食事の準備で残り15分くらいのところで離席したので(マルカさんはマルカフェのシェフです)、私も描いてくれました。めちゃくちゃ似ています!嬉しい!
マルカさんによる真剣に絵を描いている星先生のお姿。目や口元の特徴的な部分がよく似てます。安定の上から目線発言してしまいますが、マルカさんもめっちゃ絵上手くなってますね!?目で得た情報が素直に手に伝達されていますね!(何様)
人に指摘されるのではなく、自分で自分の課題を設定して、遂行するために手を動かす。それが上手くいったかいかないかの結果より、その行動そのものに重要さを感じます。仕事では失敗はそうそう許されないし、失敗のないように安全策をとるのが世の常ですが、そればかりだと退屈だし刺激もないし飽きてくるので、たとえ月に一回でも小さな挑戦を実現できるこの時間がとても楽しいです。
ちなみにそんな風に今回改めて気づいたのは、毎回出席!の副部長・KazuTabuさんがお休みだったからです。私はマルカフェ美術部はじまって間もない頃は、特にそうした自分自身の課題を設定したことはほとんどなくて、ただ毎回のテーマを遊んで楽しんでいました(それでも全然いいんだけど)。でもKazuさんは初回から合評のときに「こうしたかったからこうやってみた」といった、自分なりの課題を語っていたなぁと思い出したのです!(気づくの遅すぎか)そういえばマスターも「この部分をこう描きたかった」と話していたり、しーのさんも「今回はこう表現してみたかった」と合評で語っていたなぁと思い出して、周りの人たちの制作に向かう姿勢に影響を受けていることに気がつきました。みんな意識高い!
制作を終えたら、待ちに待ったマルカフェご飯!メニューはミートスパゲティ、かぼちゃの冷製スープ、オイルサーディンが乗ったパン、玉子やジャガイモその他盛りだくさんサラダ、でした!超腹一杯食べました!美味しかった〜♪そういえば合評は集合写真のときにサラリとしただけで、ご飯の時間は私の旅行話やジブリや新海作品の話など、世間話ばかりしていましたね・笑。
次回のマルカフェ美術部は8月20日開催、「マルカフェでひとの顔を描いてみよう/その2」、自分の顔を色で描きます。詳細はいつも通り、マルカフェからFacebook、Twitterなどsnsで発信いたします。興味ある方は、マルカフェのアカウントをフォローしてね!
Malu Cafe(マルカフェ)
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