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9月, 2013の投稿を表示しています

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013

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アジア最大のアートブックフェア『 THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 』が 9/21〜23の祝日の3日間で開催されました。 そちらに出展されるクリエイティブユニット” Feel so books! ”さんの活動に、 ゲストアーティストとして私も参加させていただくことになりました。 去年の7月、松屋銀座7F デザインギャラリー1953の企画展 『 私にとってのheart & artの“絵本” 』にて出展した「ながい動物の絵本」をこの度販売。 造本は”Feel so books!”さんの 中村麻由美 さんの手によるものです。 読み物である本を芸術品にまで高める中村さんの職人技。 手のぬくもりを感じながらも、圧倒的精密なクオリティ。 一冊一冊、全て手でつくられているのです! 『ながい動物の絵本』ハードカバーとソフトカバーの 2種類を販売し、たくさんの方々にお手に取っていただきました。 誠にありがとうございました! ハードカバー:夫婦箱付き A3変形 定価 25,000円 ※完全受注生産  ソフトカバー:限定20部 定価 2,000円 ゲストアーティストの方々の作品は同じ本でも、アプローチの仕方はさまざま。 全て手描き、同じ話でも複製せずに手描き! ハタナカヤヨイさんによる『おさださん』シリーズのゆるかわな絵本。 現実とフィクションの都市についての論文を、 デザイン的な紙面にまとめた近未来都市研究会さんによるZINE『SMF』、 女の子のキャラクターの買える!? 人身売買を体験できちゃう 中岡慎介さんによる『なまえをいれてください』。 シリアルナンバーがついているので、ひとりひとりの女の子の名前は 購入者のみがつけれます。 シリアルナンバーが本体で、本はおまけらしいです。 Feel so books!の渡邊さんは、Illustratorのブラシ素材をダウンロード販売。 あの『フリカケ素材集』のディレクションをされたエクストリームデザイナーです! 会場に行けば会えるかもよ! (ちなみに『フリカケ素材集MAXX』にて私も絵の素材を描かせていただきました) 中村さんは私の絵本、近未来都市研究会さんの『SMF』、 そしてハタナカヤヨイさんの写真集(ハタナ...

私の写真に短歌を詠んでいただきました

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写真と短歌であそぶサロン「つむぎごっこ」さんの『コラボ♥フォト短歌』企画に参加させていただきました。様々なクリエイターが写真を一枚投稿し、その写真に短歌を詠んでいただく、といった内容の企画です。 つむぎごっこさんのWEBサイト この度、私の写真には過去最高の20作品!いただきました。投稿してくださった皆様、誠にありがとうございます!全ての短歌を拝見させていただきました。 006.絵本作家/なかの真実 × 歌人/キラキラヒカル (『コラボ♥フォト短歌 Gallery』より) 上記ページには僭越ながら、私が一番に選ばせていただいた短歌が発表されています。キラキラヒカルさん、誠にありがとうございました!!私の感想も掲載されておりますので、ぜひご覧ください。 街歩きしている時に撮影した、スナップショット写真を投稿させていただいたのですが、日常の一枚の写真からこんなにもたくさんの物語が生まれるとは。おもしろいモノゴトは、すぐ側にあるんだなあと、改めて気づかされました。 現在も他の作家さん達による写真への短歌を募集されています。短歌を詠んだことのない方でも、この機会に初短歌詠んでみませんか!?ちなみに私は短歌はまだ詠んだことはありません…。後に投稿させていただきます。 つむぎごっこさん、この度はとってもたのしい企画にお誘いいただき、 誠にありがとうございました!

自由律俳句まとめ 8月/『百縛百句』001〜015

鎖骨に金くさり揺れ夜がきた 会いに行く足10cm浮いている 影の中あるく影 よそんちの子の胸膨らんで沈んで日暮れる 夏猫遠ざける 昼の熱残す布団に伸びている お囃子が右から左に抜けて秋 君とガイドブック見に行くだけの旅でいい マシンガントーク耐えるイカ反る 見ているを見られて逸らす花 浮気の理由待って隣席ドリンクバー六杯目 駆けのぼるミニスカートに目線走る 捨てたい今日は燃えない日 食い込んだ肉が好きだった今は美しい君 帰りの電線の向こう光る団子 夏の終わりが待ち伏せていた駅舎 昨日より涼しい風に髪の汗乾く バカ笑いに波打つ地面の鏡 飲み疲れた足音早くなる改札前 細かい雨に傘閉じて涼しいひと 金曜の永い夜まだ笑ってる 三枚のチケット鞄の中で萎れて過ぎる 二の腕に触れてしまって目逸らした 猫がミーンと鳴いた夜道 死ぬ音は唐揚げと羽ばたきだった ◆◆◆ 自由律俳句「しばり」マラソン 『百縛百句』にも細々と参加しています。 毛先の雫の行方を追っている (001 「雨」しばり) 寝息と揺れるカーテン見ていた (002 「日曜日」しばり) 転校してどろけい知った鍵っ子の日焼け (003 「鍵」しばり) 朗読する母の声遠ざかりわたしは空飛ぶ兎になる(004 「読書」しばり) わたしだけを見ていた眼をわたしは看ている(005 「忠犬」しばり) 新しい通学路にでっかいおはよう(006 「引っ越し」しばり) 公園から火薬におって子どもたちはいない(007 「花火」しばり) 切り方が分からず夜が永い(008 「電話」しばり) 一本のペン握れず鳥は鳴き始める(009 「文房具」しばり) 探り合うふたり今日はまだ2回目(010 「写真で一句」) いただきますを言えない大人になってしまった(011 「祈り」しばり) 捨てるならはじめからいらない部屋は広い(012 「エコ」しばり) 猫のいない朝掛け布団は軽くて(013 「朝」しばり) 効かない錠剤にらんだ(014 「薬」しばり) 広い空のみち歩いてあるはずのない故郷おもいだす(015 「畦道」しばり)