マルカフェ美術部 第九回開催
月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第九回を6月27日(月)に開催。
今回は漫画ワークショップ!
漫画家・宵町めめ先生に漫画の描き方を教えてもらい、「漫画制作」に初挑戦。
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【概要】
●日時 6月27日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)
●内容 「マルカフェで漫画を描いてみよう」
●会費
①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込)
②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込)
1.画材などについて
①ネーム/ペン入れの2ステップを、45分ずつ体験します。
②使いたい画材は、各自ご持参ください。専門用紙は、当日、会場にて販売予定です。
③エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。
2.ご飲食について
・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。
・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。
・お食事は、講評時にご用意します。
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お題はマルカフェ文藝部発行の文芸誌「棕櫚」第三号収録作品、
「イシカリ」(石川友助著)の冒頭2ページを抜粋し、その中から好きなシーンを選んで1ページの漫画を描いた。
①ネームを描く ②下描き ③ペン入れ と、漫画を作る工程を教えていただき、
実際の漫画原稿にペン入れまで行った。
①ネームを描く
まず漫画原稿用紙の説明から(印刷範囲など)、コマ割の仕方など、実際の漫画の単行本を見ながら宵町先生に教えてもらう。ネームとは作者自身が理解できる程度のメモみたいなもの(たぶん)。原稿用紙ではなく、スケッチブックやノートなどにザクザク超ラフに描いていく。
②下描き
ネームが描けたら、原稿用紙に下描きをする。アイシーという漫画原稿用紙を宵町先生が用意してくれて、これがまた滑らかな描き心地で気持ち良かった。消しゴムもかけやすい。めっちゃいいな、この紙!漫画は普段描かないけど、この紙使って描きたい笑。
③ペン入れ
下描きできたらペンで清書する。ペンは漫画用のつけペンが主流のようだが、ペンならなにを使ってもOKということで、私はいつものコピックマルチライナーで描いた。私の記憶ではマスターはつけペンで、他の人たちはドローイングペンとかミリペンだったかな。
制作時間は90分なので、45分ネーム、45分で下描き・ペン入れ…な感じで時間配分したけれども、
全く間に合わない!笑。時間切れで途中のままの原稿用紙。
片付けをしてご飯タイム。この日はカレー!トッピングは唐揚げと豪華。たくさんの野菜と、ジューシーな唐揚げが最高に美味しかった〜!食事しながら一人一人順番に合評していく。お題は同じなのに視点がそれぞれ違っていて、出来上がった漫画は全く違うものに!
宵町先生。さすがプロの漫画家。プロットから考えたということで、違った世界観のシュールなSF漫画に変身!宵町節が効いてて設定がめちゃ面白い!!イチは男の子、タケは女の子になってた。かわいい♡カラーでイチとタケを描かれていました☆
右:マルカさん。「どうしてもシャケがたべたいんだ」のシーンをどうしても描いてみたかったらしく。この限界ギリギリ感の表情が生き生きとしている笑。
左:マスター。隣で描いていてつけペンの音がガリガリすごくて、何をそんなに気合い入れて描いているのかと思って見てみたら、一コマで超迫力のイチを描いていた。「目が一番大事」ということで、大きな目が印象的。Kazuさんが「店長の目に似てる」と言っていたのが面白かった。確かに店長に似ている!
右:Kazuさん。実は私も同じ会話シーンを漫画化したのだけど、全く違う!シャケを食らう瞬間に焦点を当てた1ページとなっている。シャケがぶら下がっているカットとか、イチがシャケを食べるカットが、すごくオシャレ!アートアニメーションのような流れを感じる。
左:なかの。ペン入れが最後まで出来なかった…。めめ先生から「会話シーンの方が作りやすい」とアドバイスをもらったので、その通りに会話シーンを作画。文章では「区切り」がないので、コマ割りが一番難しい!一番最初の作業でつまづく。盛り上がりをどこに持っていくか、たった1ページなのに悩む。漫画は大好きだでめっちゃ読むのに、いざ描いてみると発想が全く湧かなくて、読むことと作ることは、全く違うんだなと改めて痛感。展覧会が終わって落ち着いたらちゃんとペン入れを完成させるぞ!
しーのさん。白黒のコントラストが美しい仕上がり。一見少女漫画のような作画に感じたのはたぶん「抜け感」だろう。ハイセンス!しかし読むとギャグ風味。クマ2頭の漂わせる哀愁に切なくなります…。
くりまるさん。イラストレーターになる前に、プロ漫画家のアシスタンをされていたということで、もうプロ漫画家の仕上がりに!アメリカンコミックの要素を感じます。こんなにわくわくするページなるなんて!すごい!!コマ割りとか、効果音の入れ方とか、実際の漫画そのもの。
漫画は「いつか描いてみたい」とずーっと思っていて、でも思ってるだけで一切手を動かしたことはなく(小学校の頃に友達と交換日記ならぬ交換漫画をしていたくらい)、初めて漫画制作の工程を踏まえて描いたのだけど、たった1ページなのにめちゃ奥が深い!でも面白かった!また挑戦してみようと思う。実は描いてみたい話が浮かんではいるのだ。なんちゃってSF。宵町めめ先生による漫画講座はぜひ次回も開催してほしい!今度はロングバージョンで笑。
宵町先生は現在コミックガムで「龍宮町は海の底」を連載中!WEBページで第1話と最新話が読めますよ。
コミックガム「龍宮町は海の底」
宵町めめ公式サイト
●マルカフェによる美術部レポート
http://ameblo.jp/malucafe/entry-12174921313.html
「イシカリ」(石川友助著)の冒頭2ページを抜粋し、その中から好きなシーンを選んで1ページの漫画を描いた。
①ネームを描く ②下描き ③ペン入れ と、漫画を作る工程を教えていただき、
実際の漫画原稿にペン入れまで行った。
①ネームを描く
まず漫画原稿用紙の説明から(印刷範囲など)、コマ割の仕方など、実際の漫画の単行本を見ながら宵町先生に教えてもらう。ネームとは作者自身が理解できる程度のメモみたいなもの(たぶん)。原稿用紙ではなく、スケッチブックやノートなどにザクザク超ラフに描いていく。
②下描き
ネームが描けたら、原稿用紙に下描きをする。アイシーという漫画原稿用紙を宵町先生が用意してくれて、これがまた滑らかな描き心地で気持ち良かった。消しゴムもかけやすい。めっちゃいいな、この紙!漫画は普段描かないけど、この紙使って描きたい笑。
③ペン入れ
下描きできたらペンで清書する。ペンは漫画用のつけペンが主流のようだが、ペンならなにを使ってもOKということで、私はいつものコピックマルチライナーで描いた。私の記憶ではマスターはつけペンで、他の人たちはドローイングペンとかミリペンだったかな。
制作時間は90分なので、45分ネーム、45分で下描き・ペン入れ…な感じで時間配分したけれども、
全く間に合わない!笑。時間切れで途中のままの原稿用紙。
片付けをしてご飯タイム。この日はカレー!トッピングは唐揚げと豪華。たくさんの野菜と、ジューシーな唐揚げが最高に美味しかった〜!食事しながら一人一人順番に合評していく。お題は同じなのに視点がそれぞれ違っていて、出来上がった漫画は全く違うものに!
宵町先生。さすがプロの漫画家。プロットから考えたということで、違った世界観のシュールなSF漫画に変身!宵町節が効いてて設定がめちゃ面白い!!イチは男の子、タケは女の子になってた。かわいい♡カラーでイチとタケを描かれていました☆
手が空いたので昼の絵を加筆。主線無し塗りがマイブーム pic.twitter.com/lIpluRurck— 宵町めめ☆龍宮町9話は7/13水 (@kurayamiyokocyo) 2016年7月2日
右:マルカさん。「どうしてもシャケがたべたいんだ」のシーンをどうしても描いてみたかったらしく。この限界ギリギリ感の表情が生き生きとしている笑。
左:マスター。隣で描いていてつけペンの音がガリガリすごくて、何をそんなに気合い入れて描いているのかと思って見てみたら、一コマで超迫力のイチを描いていた。「目が一番大事」ということで、大きな目が印象的。Kazuさんが「店長の目に似てる」と言っていたのが面白かった。確かに店長に似ている!
右:Kazuさん。実は私も同じ会話シーンを漫画化したのだけど、全く違う!シャケを食らう瞬間に焦点を当てた1ページとなっている。シャケがぶら下がっているカットとか、イチがシャケを食べるカットが、すごくオシャレ!アートアニメーションのような流れを感じる。
左:なかの。ペン入れが最後まで出来なかった…。めめ先生から「会話シーンの方が作りやすい」とアドバイスをもらったので、その通りに会話シーンを作画。文章では「区切り」がないので、コマ割りが一番難しい!一番最初の作業でつまづく。盛り上がりをどこに持っていくか、たった1ページなのに悩む。漫画は大好きだでめっちゃ読むのに、いざ描いてみると発想が全く湧かなくて、読むことと作ることは、全く違うんだなと改めて痛感。展覧会が終わって落ち着いたらちゃんとペン入れを完成させるぞ!
くりまるさん。イラストレーターになる前に、プロ漫画家のアシスタンをされていたということで、もうプロ漫画家の仕上がりに!アメリカンコミックの要素を感じます。こんなにわくわくするページなるなんて!すごい!!コマ割りとか、効果音の入れ方とか、実際の漫画そのもの。
漫画は「いつか描いてみたい」とずーっと思っていて、でも思ってるだけで一切手を動かしたことはなく(小学校の頃に友達と交換日記ならぬ交換漫画をしていたくらい)、初めて漫画制作の工程を踏まえて描いたのだけど、たった1ページなのにめちゃ奥が深い!でも面白かった!また挑戦してみようと思う。実は描いてみたい話が浮かんではいるのだ。なんちゃってSF。宵町めめ先生による漫画講座はぜひ次回も開催してほしい!今度はロングバージョンで笑。
宵町先生は現在コミックガムで「龍宮町は海の底」を連載中!WEBページで第1話と最新話が読めますよ。
コミックガム「龍宮町は海の底」
宵町めめ公式サイト
●マルカフェによる美術部レポート
http://ameblo.jp/malucafe/entry-12174921313.html
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