個展「棕櫚と、なかの真実」終了しました
4月1日から24日までの個展「棕櫚と、なかの真実」が終了しました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました!マルカフェ文藝部発行文芸誌「棕櫚」とのコラボ企画ということで、「棕櫚」表紙絵原画を中心に、短編小説集の表紙絵原画や、新作なども飾らせていただきました。出品作品は2007年〜現在に至るまで(間は空いていても)、ここ10年近く描いてきた絵を飾っていました。なので、なんか違うね、雰囲気変わった、次元が違う!など、作品の変化に気づいてもらったことが新鮮でした(自分では作品の変化にあまり気づきません)。これはグループ展ではなかなか味わえない感覚なのかもしれません。
美しいお花もいただきました。
ネオ店長も祝ってくれました。
クリスマスパーティーでマルカさんがゲットしたのは私が描いた干支。
お世話になっている先生方、友人やイラストレーターの方々などに加え、マルカフェでお食事しているお客様にも目に留めていただけて、たくさんの方々にご覧いただけたこと、本当に嬉しく思っています。お花や美味しい差し入れ、ありがとうございました。何よりも良かったと思えることは、「棕櫚」が売れたこと。より多くの方に「棕櫚」を知ってもらう、読んでもらうキッカケになったのであれば、この展覧会は成功したなと思えます。本の表紙を飾ることとは、その本を読んでもらうために1秒でも誰かの目に留めてもらう、一瞬でも気にしてもらう、そうした「機能」がないと表紙としての役割を果たしたことにはならないと思います。表紙絵に限ったことではないですが、とても責任あることなんだと実感しました。はじめは、楽しそうだから、声をかけられたから、なんとなく入部したマルカフェ文藝部ですが、自分の創作活動や仕事に対する向き合い方にまで、多大な影響を受けています。マルカフェ文藝部での活動をこれからも続けて、真摯に制作し続けていけば、もっともっと自分の表現は豊かになっていくだろうと、不確かな自信があります。そんな気持ちにさせてくれるマルカフェに乾杯!
「棕櫚」は5月1日の文学フリマで頒布します。マルカフェ店頭でももちろんご購入いただけます。
マルカフェさんが用意してくれた在廊用の席。作業もできます。
マルカフェブログによる個展の様子http://ameblo.jp/malucafe/entry-12153665165.html