2020年もよろしくお願いいたします リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 1月 02, 2020 明けましておめでとうございます。旧年中もたくさんの方々にお世話になりました。 2020年も何卒よろしくお願いいたします! 元旦の深夜に書き初めをしました。 「元日や上々吉の浅黄空」(小林一茶) 去年の2月ごろから進めているお仕事が今年リリースとなります。 自分にとってすべてが新しい取り組み方の仕事なので、毎日勉強しながら働いています。 ほんの2見開きのページですが、以前とは違った感じの絵をお見せできると思います。 また夏頃にお知らせに上がります。 今年は寒中見舞いも書にしました。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
谷川俊太郎さんの講演 3月 19, 2013 土曜日に谷川俊太郎さんの講演を聴きに行ってきた。 参加者からの質問に答える形で進行していく。 ※話し言葉だけど、自分のメモと記憶を辿っているので、語尾は若干違う。 ー生活リズムについて 「ご飯は一日一食。睡眠は6~7時間くらい。昔はもっと寝ていたんだけど。最近寝るのが楽しい。寝るの大好き。もしかしたら僕は眠るように死ねるかもしれない。ライフスタイルは自分に合ったものを実行すればいい。ご飯が一食でも、肉食でも、その人の体に合っていれば健康でいられるよ。」 ー制作は自分にとって足し算ですか、引き算ですか? 「そりゃ足し算でしょ。ギャラもらえるんだから。いい詩が書けたらギャラがなくても足し算かな。」 ー何故今まで宇野亜喜良さんと一緒に作品をつくったことがなかったのですか? 「宇野さんは寺山のものだと思ってたから。触れちゃいけない領域の人だと思ってた。アンソロジー的な作品で宇野さんの絵に詩を付けたことはあるけど、一冊の本を作ったのは今回が初めてだね。」 ー伝えたいメッセージは何ですか? 「ないです。メッセージなんてないよ。伝えたいことがあったら、それはそのまま言うよ。僕は喜怒哀楽を詩で表現したことはないよ。感情を詩で表現しない。詩はメッセージじゃなくて、民芸品みたいなものだと思って欲しいんだよね。テーブルの上に素敵な湯のみでお茶出されたら素敵でしょ。その湯のみみたいなものだよ。」 ーどういう時に詩を書きたくなりますか? 「書きたい時なんてない。注文があるから書く。注文がなければ書かないよ。」 ー絵本の作り方について 「まず映画のシナリオを作るように、お話を考える。そのお話に絵描きが絵を描く。その絵に詩を付ける。絵が素晴らしければ、詩は付けない。余白はきれいにしたい。見た目にも、感じた時に余韻に浸れるようにも。ことばと絵の関係を大事にしたい。ことばは自分の表現ではなく、みんなとの共有物だから。」 ー詩を書く上で、気をつけていることは? 「漢字、抽象的な表現は避ける。」 ー好きな言葉は? 「『好き』って言葉が好き。」 ー過去作った中で一番お気に入りの絵本は? 「『コップ』という写真絵本。この時の福音館書店の編集者たちは、面白いものをつくってやるぞ!という熱意が凄まじかった。一番大変だったのは『ピーナッツ』。膨大な量... Read more »
第18回文学フリマ「挿絵がおおきい物語」2階イ-16に出展 5月 04, 2014 昨年11月の文学フリマで、拙作「挿絵がおおきい物語」を、 雲上回廊 様のスペースに委託させていただきました。 5月5日開催の 第18回文学フリマ では、個人での初参加として同作品を頒布いたします。 新刊はないのですが、文学フリマ初参加なのでいいかな…と、とてもユルユルな初参加でございます。 個人での新刊はありませんが、私が所属している文藝サークル「 マルカフェ文藝部 」にて、 新作の書き下ろしイラストが発表となります。 マルカフェ文藝部「おすし企画」と題しまして、8名の著者によるオムニバス小説です。 詳細は マルカフェブログ からご覧いただけます。 「マルカフェ文藝部」と「挿絵がおおきい物語」は合体サークルですので、 ぜひ一緒にご覧ください。たくさんのご来場、お待ちしております! 【イベント概要】 第十八回文学フリマ 開催日:2014年5月5日(月祝) 開催時間:11:00~17:00 会場:東京流通センター 第二展示場(E・Fホール) 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分 ※一般の方は入場無料 主催:文学フリマ事務局 http://bunfree.net/?18th_bun 個人サークル「挿絵がおおきい物語」で、この度頒布いたします本は以下の四作品です。 挿絵がおおきい物語 〜食〜 著者:石川友助/葛城美保子/北大路京介/鈴木清涜/働猫/ 中川マルカ/松井崇史/矢野錆助/山崎ササキ/宵町めめ 挿絵・デザイン/なかの真実 200文字以内の「食」がテーマのお話を10名の方々にお寄せいただき、そのお話に挿絵を描きました。 10名の作家による、10の世界。見開き完結の超短編集。 著者はマルカフェ文藝部員や、俳句・短歌を詠まれている方々にご参加いただきました。 普段の創作から感じる作家さんたちの「色」が、この短い物語にも凝縮されています。 挿絵もそれぞれ全く違った世界観に仕上がりました。 サイズ:A6判ソフトカバー(105×148mm) ページ:36P カラー:モノクロ 定価:500円 ーーー ジャンプ! ぶん・え/なかの真実 編集・発行/エンブックス ※ エンブックス公式サイト からもご注文いただけます。 冬が近づくと北極海から南の海へ、数千キロメートル... Read more »
舘野鴻絵本原画展「ぼくの昆虫記 ー見つめた先にあったものー」 7月 20, 2018 舘野鴻絵本原画展「ぼくの昆虫記 ー見つめた先にあったものー」7月14日(土)オープニングに行ってきました! 舘野先生とたてのくん。 偕成社から発行されている三部作絵本「しでむし」「ぎふちょう」「つちはんみょう」の原画展示が町田市民文学館ことばらんどにて9月24日(月)まで開催中です。三部作絵本の原画のほか、新たに制作されている三部作のうちのひとつ「がろあむし」の原画の一部展示や、制作動画、インタビュー動画、復元アトリエなど、見どころ満載の展示空間となっており、何度もぐるぐる見て回り楽しみましたが、まだまだ見足りないのでもう一度伺いたいと思っています。 舘野先生とたてのくんとなかの。 印刷して完成した絵本と違い、原画にはもちろん文章がありません。ですが「絵本原画展」として「ことば」を感じて楽しめる仕掛けが展示空間内に施されています。まだオープンしたばかりなのでネタバレはしないでおきますので(笑)、ぜひ会場で体感してみてください。私は今まで絵本原画展を何度か観に行ったことはありますが、このような空間づくりの絵本原画展を見るのは初めてでした! 大パネル前は撮影可能エリアとなっています。こちらは 「つちはんみょう」の見開きページの一部分。 オープニングイベントでは舘野鴻先生とケラトゴボーニ弦楽三重奏団による「しでむし」「ぎふちょう」「つちはんみょう」の生演奏付きおはなし会が行われました。アトリエや絵画講で舘野先生の読み聞かせを聞かせていただいたことは何度かありましたが、こうしたイベントで聞くのは初めてでとても感動しました。生演奏もとても素晴らしく(作曲はなんと舘野先生。絵本作家だけど音楽家でもある!?)、会場に多く集まった子供も大人も皆、真剣に絵本の世界に入り込み、虫たちのいのちの鼓動を感じていました。次回作の取材の様子などもスライドでこの日だけの限定公開でご紹介いただき、この日参加した人たちはとてもラッキーでした☆ 「しでむし」 「ぎふちょう」 絵本作家のかわしまはるこ先生(おはなしワンダー 「あまがえるのかくれんぼ」世界文化社発行) とも 記念撮影! 会期中は昆虫観察会、ワークショップ、対談、舘野鴻先生の公... Read more »