水野行雄/マルカフェおしゃべり講座 VOL.03―木曾の話―

今更ですが、こちらもレポートアップします!

2016年11月27日(日)「棕櫚展」の初日に、
戦艦大和などの船舶や、スポーツイラストでご活躍されている、
イラストレーター・水野行雄先生の「マルカフェおしゃべり講座 VOL.03―木曾の話―」が、マルカフェにて開催!私も参加しました。

過去のイベントレポート
マルカフェおしゃべり講座 VOL.01―フネの話―

木曾ではお祭りやイベント時には、まず始まる前に「祝い歌」を歌うそうです。
その祝い歌を水野先生がご披露!



御嶽神社の裏に位置するマルカフェ。
その御嶽神社の本山「御嶽山」にも少し触れ、まず木曾の地理について語っていただきました。
地形の変化、川の流れやそこに生息する魚など、水野先生の子ども時代(戦後)と今では、
大幅に環境が変化したことを、写真を見ながら教えていただきました。



冬の厳しい気候、山羊・羊・鶏などの家畜との暮らし、今では珍しい(?)薪割のやり方など、
毎日の生活のお話にとても興味深く、皆さん耳を傾けていました。



水野先生の生家に「清水塚」があったとのこと。
清水を見つけた芭蕉が句を読み、その清水が湧く場所に記念碑が建てられていたようです。
現在、生家はなくなっていますが、清水塚は健在とのことです。
以下、清水を見つけたときに芭蕉が読んだという句です。

さざれ蟹 足はひのぼる 清水哉



そして水野先生の生い立ち、ご家族のお話へと続きます。
超プライベートなお話なので詳しくは割愛。しかしとても衝撃的で笑ってしまいました。
締めにも歌を歌っていただき、トークショーは楽しく終えました。
その後は懇親会。みんなでマルカフェご飯(ビュッフェ形式)をつまみながら、お酒を飲んで、
水野先生に質問しながら更に深いお話もされていました。
当日は、戦艦ファンの方もいらっしゃって、棕櫚第5号の巻末に掲載されている
水野先生の米国航空母艦サラトガを一発で当てていました。


皆さんが交流を深めている中…、急にマルカフェ店内の電気が消え、
「なんだ?停電か?電球切れにしては一気に来たな」(ヒドイ)とか思っていたら、
厨房から蝋燭の火が灯ったケーキを持ってくるマルカさんの姿が!



私事ですが、翌日の28日はなかのの誕生日でして、マルカフェのシェフであり、マルカフェ文藝部の編集部長である中川マルカさんが、
超スペシャル特製チョコケーキを焼いてくれました!!感激~!!
ケーキの中央に刺さってるのは、まさかの「棕櫚」第5号表紙がプリントされたクッキー!!(すごい!!今の時代こんなことできるのか)
とっても濃厚で口どけ柔らかな、チョコケーキ、最高に美味しかったです!!


皆さんと一緒にケーキを頬張り、楽しいトークショーを終えました。
水野先生、マルカフェのマルカさん、マスター、お越しになったお客様、楽しい時間をありがとうございました!

トークショーの様子はマルカフェブログにも紹介されています。
http://ameblo.jp/malucafe/day-20161127.html

次回のマルカフェおしゃべり講座 VOL.04は「ラッパの話」を開催!
イベント概要、参加申し込みについては、マルカフェブログをご確認くださいませ。
http://ameblo.jp/malucafe/entry-12232379814.html


棕櫚クッキーの賞味期限は2016年12月25日(日)。まさかの棕櫚展最終日と同じという。
マルカさん、ミラクル起こしすぎです。



プレゼントには猫口グラスをいただきました。かわいい~。そして意外といっぱい入る!笑
ありがたく毎日使わせていただいております。

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