マルカフェ美術部 第四回開催!
月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第四回を開催しました。
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テーマ「リレー作画」
【概要】
●日時 12月21日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)
●内容 一曲毎に描き手を交代しながらの共作、リレー作画。音楽に合わせて画を描き、リレー形式で作品をつくりあげていきます。制作中、好きな楽曲をおかけいただくことも可能ですので、ご希望の方は音源をご持参ください。
●会費
①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込)
②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込)
1.画材などについて
①使いたい画材は、各自ご持参ください。パステル、コンテ他、速乾性のあるもの推奨です。
②部長に、模造紙、色鉛筆、カラーペンなどをご用意いただきます。
③ビニールシートなどは、マルカフェでご用意します。
④エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。
2.ご飲食について
・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。
・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。
・お食事は、講評時にご用意します。
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KazuTabuさんのアイディアで決定した「リレー作画」。みんなで一枚絵を描いてみたいと話したら、Kazuさんからアメリカ在住時代に、音楽を流しながら一曲ごとに描き進めていく作画をしたことがあると教えていただき、それをやってみよう!ということになった。
今回の参加者はKazuTabuさん、工房&ギャラリー「パンタレイ・クラフト&アーツ」の武藤麻衣さん、ギャラリー「Unica」のトモエさん、イラストレーターのフントン、しーのさん、作家のくりまるさん、友助さん、マルカさん。そしてそして!!今回はスペシャルゲスト、ミュージシャンの保利太一氏が登場!!!!
模造紙2枚をつなげて大テーブルに広げる。画材は速乾性のあるマジック、またはパステルなど水気のない画材を使用。まず一曲目は長めの曲でやった方がちゃんと描けるし、体も気分もあったまるからとKazuさんの助言により、8分ほどある曲をかけた(私のiPhoneから巡音ルカのfilozofio -Другой-を選曲・笑)
一曲が終了したら、席を一つ右にずれて前の人が描いていた絵の続きを描いていく。二曲目からはギターのチューニングが終わった太一の演奏が始まる。本当にいい声だなぁ。私はブルース詳しくないんだけど、昔の日本のブルースを歌っていた。最後の曲の葛飾ラプソディーは知ってる!こち亀のオープニングだったな確か。
誰かが描いた絵の続きを描き、上から塗りつぶし、ティッシュで拭き取って下の絵が見えてきて、また描いて塗って…を90分繰り返す。構築と破壊と再生が繰り替えされていって、紙と画材の擦れる音と、太一の声とギターの音とが混ざり合って、今まで感じたことのないスペイシィな空間の中に自分らが居る感じがして、トリップした。普段作業しているときは、他人の物音を音楽で塞いで閉じこもって描いているけど、こんなに他人の存在を感じながら描いたのは初めてだったし(共同空間である学校でもなかった)、このときばかりは「何をしても許される場所」で、この90分間は別世界だった。
描かれた絵は抽象画のようで、でもよく見ればメッツや魚やタコや女だか男だかが居て、葉っぱや花や樹もあって、なんだこれ、パワーズオブテンじゃね?って思った。日々私たちの体内で行われている細胞分裂が紙の上で視覚化されているようだった。宇宙ー!!!!
描いた後は速やかに片づけをし、ご飯&歓談タイム。いつもは作品をそれぞれ掲げながら絵について講評をしているけれど、絵が大きすぎるのとパステルで粉だらけだったので感想だけ。みんな楽しんで夢中で描いていて、すごく幸せな気持ちになった。
絵は最後にハサミで切り取り、それぞれ好きな部位を持って帰った。90分でちょうど一周したから、どの部位を持って帰っても自分の手が入っている。このピッタリ感もすげぇ!Kazuさんが言っていた、「絵でも音楽のようにセッションをやってみたい」というアイディアから生まれたらしいリレー作画。日本の大田区でも大成功したよ!私は「NO PROBLEM 冷え」の箇所を持って帰った。
マルカフェブログによるレポート→マルカフェ美術部/第四回開催いたしました
個人で作品発表できる土壌が増え続け、年々アートが近くにたくさんある世の中になってきていると思っているんだけど、その分、つくることに対する大事な気持ちというか、作品に対するリスペクトが薄れてきているような気もして、ただ消費されるだけ消費して気に入らなければ、ゾッとするような言葉でもって罵倒されたり、それに対して開き直ったり、そんな負の連鎖を感じ取っていたけれど(それは自分が発信していたりもする)、それは気がしているだけだった。ちゃんとある場所にはあるから、自分がその場所に向かって歩み寄ったり近づいていけばいいだけだな。ドス黒いものに引っ張られて、つまらねー世の中だなんて厭世観に浸ってる場合じゃねぇ。年内を締めくくるマルカフェ美術部で、すっきりリフレッシュができてよかった。年に一回くらいのペースでやってみたいリレー作画。言葉では説明できない「なぜヒトはものをつくるのか」の意味に少し近づけた気がした。
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テーマ「リレー作画」
【概要】
●日時 12月21日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)
●内容 一曲毎に描き手を交代しながらの共作、リレー作画。音楽に合わせて画を描き、リレー形式で作品をつくりあげていきます。制作中、好きな楽曲をおかけいただくことも可能ですので、ご希望の方は音源をご持参ください。
●会費
①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込)
②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込)
1.画材などについて
①使いたい画材は、各自ご持参ください。パステル、コンテ他、速乾性のあるもの推奨です。
②部長に、模造紙、色鉛筆、カラーペンなどをご用意いただきます。
③ビニールシートなどは、マルカフェでご用意します。
④エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。
2.ご飲食について
・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。
・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。
・お食事は、講評時にご用意します。
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KazuTabuさんのアイディアで決定した「リレー作画」。みんなで一枚絵を描いてみたいと話したら、Kazuさんからアメリカ在住時代に、音楽を流しながら一曲ごとに描き進めていく作画をしたことがあると教えていただき、それをやってみよう!ということになった。
今回の参加者はKazuTabuさん、工房&ギャラリー「パンタレイ・クラフト&アーツ」の武藤麻衣さん、ギャラリー「Unica」のトモエさん、イラストレーターのフントン、しーのさん、作家のくりまるさん、友助さん、マルカさん。そしてそして!!今回はスペシャルゲスト、ミュージシャンの保利太一氏が登場!!!!
模造紙2枚をつなげて大テーブルに広げる。画材は速乾性のあるマジック、またはパステルなど水気のない画材を使用。まず一曲目は長めの曲でやった方がちゃんと描けるし、体も気分もあったまるからとKazuさんの助言により、8分ほどある曲をかけた(私のiPhoneから巡音ルカのfilozofio -Другой-を選曲・笑)
一曲が終了したら、席を一つ右にずれて前の人が描いていた絵の続きを描いていく。二曲目からはギターのチューニングが終わった太一の演奏が始まる。本当にいい声だなぁ。私はブルース詳しくないんだけど、昔の日本のブルースを歌っていた。最後の曲の葛飾ラプソディーは知ってる!こち亀のオープニングだったな確か。
誰かが描いた絵の続きを描き、上から塗りつぶし、ティッシュで拭き取って下の絵が見えてきて、また描いて塗って…を90分繰り返す。構築と破壊と再生が繰り替えされていって、紙と画材の擦れる音と、太一の声とギターの音とが混ざり合って、今まで感じたことのないスペイシィな空間の中に自分らが居る感じがして、トリップした。普段作業しているときは、他人の物音を音楽で塞いで閉じこもって描いているけど、こんなに他人の存在を感じながら描いたのは初めてだったし(共同空間である学校でもなかった)、このときばかりは「何をしても許される場所」で、この90分間は別世界だった。
描かれた絵は抽象画のようで、でもよく見ればメッツや魚やタコや女だか男だかが居て、葉っぱや花や樹もあって、なんだこれ、パワーズオブテンじゃね?って思った。日々私たちの体内で行われている細胞分裂が紙の上で視覚化されているようだった。宇宙ー!!!!
描いた後は速やかに片づけをし、ご飯&歓談タイム。いつもは作品をそれぞれ掲げながら絵について講評をしているけれど、絵が大きすぎるのとパステルで粉だらけだったので感想だけ。みんな楽しんで夢中で描いていて、すごく幸せな気持ちになった。
マルカフェブログによるレポート→マルカフェ美術部/第四回開催いたしました
個人で作品発表できる土壌が増え続け、年々アートが近くにたくさんある世の中になってきていると思っているんだけど、その分、つくることに対する大事な気持ちというか、作品に対するリスペクトが薄れてきているような気もして、ただ消費されるだけ消費して気に入らなければ、ゾッとするような言葉でもって罵倒されたり、それに対して開き直ったり、そんな負の連鎖を感じ取っていたけれど(それは自分が発信していたりもする)、それは気がしているだけだった。ちゃんとある場所にはあるから、自分がその場所に向かって歩み寄ったり近づいていけばいいだけだな。ドス黒いものに引っ張られて、つまらねー世の中だなんて厭世観に浸ってる場合じゃねぇ。年内を締めくくるマルカフェ美術部で、すっきりリフレッシュができてよかった。年に一回くらいのペースでやってみたいリレー作画。言葉では説明できない「なぜヒトはものをつくるのか」の意味に少し近づけた気がした。
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