マルカフェ美術部 発足!初回レポート


マルカフェ美術部とは。私がTwitter上で「デッサン会やりたいな〜」と何気なくつぶやいたら、マルカフェのマルカさんから「それならマルカフェでやってみる?」とありがたいお言葉をいただき、あれよあれよと言う間に発足いたしました。
マルカフェブログ マルカフェ美術部発足のアナウンス

そして昨日、第一回目のスケッチ会を開催しました。

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テーマ「マルカフェのごはんを描いて食べる会」

●日時 9月25日(金)18時半‐(制作)/19時半‐21時(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)
●内容 水彩画ほか、使いたい画材で描いてみよう
●会費 2,000円/名様(ご飲食代&税込)

1.画材などについて
①画材は、各自ご持参ください。
②用紙は、当日会場で実費購入可能です。
・KMKケント A3:60円/A4:30円
・水彩画用紙 F8:190円
・画用紙 F4:30円
③バケツ、パレット、ビニールシートなどは、ご用意します。
④エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。

2.ご飲食について
お食事は講評時にご用意します。
①ワンドリンク、ドライカレー、サラダ付
②追加ドリンクオーダー可
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大テーブルに3つのお皿を並べます。今回のモチーフはドライカレー(8月に開催されたマルカフェスで食べて美味しかったのでリクエスト)、大きいチーズの塊、サラダの三種。テーブルの中央に配置するので、前後左右どこから見てもなるべく差がないよう盛り付けていただきました。料理には正面があるので、けっこう難しいのでは?と思うのですが、それをサラリとやってのけてしまうマルカさんはセンス抜群です!(←なんか上から目線…)マルカフェ美術部のために、新しいお皿とカッティングボードを用意してくださいました。それがとってもおしゃれでクール!実物を見たら俄然テンションが上がります。

参加者は、7月に単行本「コトコノコトノハ」(秋田書店発行)が発売された漫画家・宵町めめさん、マルカフェ文藝部から発行の文芸誌「棕櫚 第四号」に写真と小説を寄稿された気鋭の映像作家・武藤麻衣さん、LAで10年イラストレーターをされて現在は日本で活躍中のKazuTabuさん、官能小説挿絵の大家であり来月から東スポ(スポニチだったかもしれません…)で新連載が始まる星恵美子先生、10年前に水彩画を描かれていて今回再開されたYさん、マルカフェのマスターでありマルカフェ文藝部員・石川友助さん、マルカフェのシェフでありマルカフェ文藝部部長・中川マルカさん、そして何もしていないけれど肩書きだけマルカフェ美術部部長・なかの真実の8名でした。

マルカフェに到着したら、描きたいモチーフの近くの席を選び(早い者順です)、サクッと画材の準備をしてサクッと始まりました。人それぞれアルコール・ノンアルコールを飲みながら描く人、描いてから飲む人、自由な感じで描きますが、皆さん筆を持ったら無言でサクサク描きます。とにかくこの1時間はサクサクサクッて感じであっという間でした。

1時間経過したらこれまたサクッと片付けて、食べるためのお料理がどんどん運ばれてきます。そして簡単な自己紹介の後、食べながら講評会を開始。一人ずつ時計回りに皆さんの作品を見ていきます。描いた作品を元に好きな色や使用画材、普段の制作方法など会話が広がっていき、とても興味深い話題が飛び交いました。KazuTabuさんの素晴らしいスケッチノートを見せていただいたり、宵町さんの漫画制作に使用している水色シャーペンや、4種くらいの修正液の使い分け方など、細かな技法まで聞くことができて目から鱗!武藤さんの作品から海を感じるのはなんでだろうと話していたら「マルカフェの建物の中が海っぽいから」とおっしゃっていて、マルカフェだからこの絵が描かれたんだと、感銘を受けたりして。とても楽しい講評会でした。誰かの感覚をその場で発見できるというか、このライブな感じ、かなり楽しいです。



あっという間に90分も過ぎ、最後にお互いの告知などをして解散となりました。マルカフェがOKなら毎月開催したいなと思っています。次回は鉛筆デッサン(コンテ・墨含む)を予定。モノクロームの絵を描きます。

初回が大成功に終わったのも、事前にいろいろ準備をしていただいたマルカさんと友助さんのおかげです。ありがとうございました!そして参加者の皆さんも雨の中、ありがとうございました!来月もよろしくお願いいたします。

マルカフェブログ マルカフェ美術部/第一回開催いたしました

私はドライカレーを描きました。




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